おもいでの夏

私はワインも好きで、赤ワインを愛好しています。赤ワインのポリフェノールが血管を若く保つのによいといわれていますね。

ワインは、まず色を見て楽しみ、それから香りをかいで楽しみ、そして飲んでおいしいとても素敵な飲み物だと思います。
ワインが醸し出すロマンチックな雰囲気が好きです。

かつてマーストリヒトの学会のシンポジウムに招かれたとき、古いお城で歓迎レセプションがありました。マーストリヒトの夏の夜の10時はまだ明るく、参加者は思いおもいにワイングラスを手とり、テラスから田園風景を眺めて談笑していました。時の流れが日本とはまったく違っていました。古いお城とワインとさわやかな風・・・

その時、私と一緒に招かれたある国立大学医学部教授の先生が「あの糸杉をみてごらん、ゴッホの絵と同じだね? 」と私に語りかけてきました。そのシンポジウムに招待された日本人はその先生と私の二人だけでした。私は企業に勤める名もない一人の研究者に過ぎなかったのですが・・・

疲れたときは、ワインを飲みながら、音楽を聴きます。ミシェル・ルグランの「おもいでの夏」が赤ワインによく似合います。

心を落ち着かせ、哀しい恋の歌を聴きましょう。あなたも、長い1日のわずかな時間を、心を落ち着かせるために持ってみませんか?

そうすれば、人にやさしくなれると思います。

2016年11月05日